2015年6月29日
3D禁止区域管理システム
構造物に沿った複雑なエリアの設定にも対応します。

GPSを用いて移動式クレーンなどの重機位置情報をリアルタイムに測定蓄積し、予め指定した施工エリア外の領域に立入った場合に速やかに警告を発令し、危険を告知するシステムです。
主な用途はレーザーバリア同様、クレーン等のブーム旋回時の安全管理ですが、レーザーバリアとの決定的違いは多面的・立体的に警報エリアを設定できるところにあります。またある程度、複雑なエリア設定も可能です。
使用機器はトータルステーショかGPSになりますが、その現場の受信状況等を加味したうえで選定する必要があります。
データ処理システムの概要
データの送受信媒体には、リアルタイム性を要求されるデータ伝送に適したテレメータシステムを使用します。
受信側で誤りチェックを行っており、信頼性の高い通信が可能です。
- 移動式クレーン位置リアルタイムモニター表示機能
- 予め設定された施工範囲と、移動式クレーン位置がモニターに明示されます。表示画面の向きを回転することや、拡大縮小表示が可能です。
- 移動式クレーン高さ位置リアルタイムモニター表示機能
- 移動式クレーンの現高さ位置がモニターに明示されます。
- 警報通報機能
- 予め設定された施工禁止エリアと、施工禁止高さに対して移動式クレーンの現在位置の残量を表示する機能を持ち万が一禁止エリアにクレーンが立ち入った際は、モニタ画面と警報装置によって通知します。
システムの設置風景
キャビン内部
画面インターフェイスと機能
- 移動式クレーン位置リアルタイムモニター表示機能
- 予め設定された施工範囲と、移動式クレーン位置がモニターに明示されます。
表示画面の向きを回転することや、拡大縮小表示が可能です。 - 移動式クレーン高さ位置リアルタイムモニター表示機能
- 移動式クレーンの現高さ位置がモニターに明示されます。
- 警報通報機能
- 予め設定された施工禁止エリアと、施工禁止高さに対して移動式クレーンの現在位置の残量を表示する機能を持ち、万が一禁止エリアにクレーンが立ち入った際は、モニタ画面と警報装置によって通知します。